| 2006/01/03 火 |
いわゆるワンクリック詐欺(ワンクリック料金請求)サイトへの誘導経路です。ワンクリは原則として悪徳商法・不当請求に分類されますが、サイトへ行く経路を遮断することができれば被害を減少させることができることとなる。
【傾向】
消費者が不当請求サイトへ行く経路は主に下記のように分類される。
(1)迷惑メール
(2)掲示板へのスパム投稿
(3)ブログへのコメントスパム・TBスパム
(4)不当請求サイトへの誘導サイト
(5)検索エンジン
(1)迷惑メール誘導型
こぐまねこ帝国で昨年の4月から取っているアンケートによると、
迷惑メール誘導型は約20%となっている。迷惑メール防止法も昨年11月に改正されたので、一定の抑止効果は期待できる。
(2)(3)掲示板・ブログへの投稿スパム型
迷惑メール防止法では掲示板やブログへのスパム投稿は法規制の対象外であるところ、ブログが普及していることを考慮すると、特にブログへのスパム投稿は今後増加する懸念が大きい。
(4)誘導サイト型
不当請求サイト運営者が不当請求サイトへの誘導目的で作成するダミーサイトや、ワンクリサイト運営者が他サイトへ広告掲載依頼をすることもある。
(5)検索エンジン経由型
ロボット型の検索エンジンは、多数のサイトからリンクされているページを「重要なページ」と認識し、検索結果ページの上位に表示するクセがある。 |
【対策】
(1)迷惑メール型
迷惑メール中のリンクURLはクリックしない。これは鉄則。迷惑メールが送付されてきた場合は、送信元プロバイダへ苦情通報を徹底して行う。迷惑メール防止法の改正がされ、規制が強化されているので送信元プロバイダへの通報は効果が高いと思われる。
(2)(3)スパム投稿型
掲示板やブログの管理者は速やかに削除するとともに、発信元のプロバイダへ苦情を出す。IP制限などをかけて対応するのも必要。ブログ管理者は要注意すべき。
(4)(5)他サイト誘導型
不当請求サイトへのリンク・不当請求サイトへの誘導サイトへのリンクは掲載しないこと。ネットの孤島状態にできればベター。
不当請求サイトへの誘導経路を遮断するのは、ワンクリの被害防止に役に立つと考える。
詳しい解説と個別の対処法はこちら
→ ワンクリック詐欺 詳細解説と対処法
掲示板はこちら
→ こぐまねこ帝国消費者センター 掲示板
「この誘導経路遮断こそが重要じゃと思うのじゃ。」
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