過去問の入手方法 | 2005/09/12 月 |
公務員試験の過去問の入手方法です。
一般的には市販の過去問題集を買えばいい訳ですが、市販の問題集の場合は採算が取れる試験種の場合(国家2種や国税専門官など)は、多く発行されている訳ですが、理系職種などあまりメジャーではない種目の場合は結構入手が難しいかもしれません。
具体的な入手方法としては以下の4つが考えられるのですが、2を推奨しますが、3と4についてちょこっと紹介しておきます。
1.もらう
2.本屋さんに買いに行く(自分の目で確かめて買うのが一番です)
3.通販
4.情報公開法を使って、試験実施機関に請求する |
3.の通販ですが、本の通販はたくさんあります。その中で2つほど紹介しておきます。
3-1.「楽天ブックス」
楽天Books「公務員試験」
楽天Books「公務員試験 スーパー過去問ゼミ」
楽天Books「公務員試験 過去問500」
○ 税別 1,500円以上で送料無料
○ 楽天スーパーポイントが貯まる(でも、ポイントで本が買えない矛盾アリ)
○ クレジットカードでの決済は手数料無料
● 代引きは代引手数料が必要
↑こんな感じなので、クレジットカードを使うなどすれば良いのでしょうが、そうでなければお金が余分にかかってしまうでしょうから、どうなんでしょうか。
とは言え、こぐまねこ帝国は田舎にあるので、車で1時間かけて街の本屋さんへ行くか、この楽天Booksを利用したりしています。
3-2.「7andY」
7andY「公務員試験」
7andY「公務員試験 スーパー過去問ゼミ」
7andY「公務員試験 過去問500」
○ 送料・手数料無料(セブンイレブンに取りに行かないと行けません。)
○ クレジットカード不要(コンビニのレジで支払ができます)
↑こっちは使ったことがありません。セブンイレブンまで取りに行くくらいなら、街の本屋さんに行きますから。
ただ、通常はこっちの方が使いやすいのではないでしょうか。
「セブンイレブンがどこにでもあるって思わないでよね」
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4.情報公開法を使って開示請求する。
この項目が今回の主題ですね。簡単なやり方だけ教えておきます。
国家公務員採用試験の場合は人事院に対して開示請求する訳ですが、手段としては「郵送」「電子申請」があります。
電子申請による開示請求は経験がありません。無責任なことは書きたくありませんから今回はパスします。
また、開示請求した行政文書は、「事務所での閲覧」「事務所でのコピーの交付」「コピーの送付」から選べますが、ここでは「コピーの送付」だけ取り上げます。
4-1.「開示請求の流れ」
◆開示請求書を送りつける。
↓
◇原則として、30日以内に開示決定等が行われる。
↓
◇開示決定通知書や実施方法申出書等が送付されてきます。
↓
◆必要事項を記載し、不足分の手数料を貼りつけて送りつけます。
↓
◆1週間程度で、開示請求した文書の写しが送付されてきます。
なので、結構時間がかかります。
4-2.手数料等
最初の開示請求時に1件当たり300円必要です。これは収入印紙で支払うことになりますが、具体的には開示請求書に300円の収入印紙を貼りつけて送付することになります(収入印紙は郵便局で売っています。コンビニでは200円の収入印紙しか置いていないことが多いようです)。
行政文書のコピーの交付(送付)の場合は、文書1枚当たり20円必要です。
・交付を希望する枚数が15枚以下 ⇒ 追加分は必要無し(最初の300円で賄える)
・交付を希望する枚数が16枚以上 ⇒ 「枚数×20円-300円」を実施方法申出書に貼りつけて送付することになります。
また、写しの送付を希望する場合は、郵送代(切手代)も必要になります。目安は開示決定通知書に書いてあることがほとんどです。
なので、「郵送」で請求し、「コピーの送付」を希望する場合は、
・開示請求手数料 300円。
・開示実施手数料 枚数によって変化する。
・切手代 80円(最初の送付分)
・コピー送付に必要な切手代
が必要になる訳ですね。
4-3.書式
標準書式はPDF形式とかで人事院に落ちています。
www.jinji.go.jp/jyohokoukai/yousiki1.pdf
あくまでも標準書式なので、ワードや一太郎などで作って内容を保存したいという方はそちらを勧めます。
(標準書式は「請求する行政文書の名称」の欄が小さすぎるので好きではありません。)
要は、
イ.請求先(人材局長)
ロ.氏名、住所
ハ.行政文書名称その他開示請求に係る行政文書を特定するに足りる事項
が書いてあり、300円の収入印紙が貼ってあれば良い訳です。
個人的には標準書式の項目だけを抜き出してワードで作成する方法を推奨します。
ハについて。
人事院における過去問の保存期限は5年です。文書の保存期限の起算日は文書作成・取得日以降の初めての4月1日となります。
えーと・・・・・・要するに、
平成17年9月12日現在では、平成12年~平成16年の5年分と平成17年度分の計6年分の過去問が保存されていることになります。
細かく書こうかと思ったのですが、理論よりも実践の方が分かりやすいと思うので実践に即しますね。
ま、こんな感じで書くわけです。
平成○○~××年度 ◆◆◆採用試験について下記のもの。
1.教養試験多枝選択式試験問題及び正答位置表(○)
2.専門試験多枝選択式試験問題及び正答位置表(○)
3.専門記述式試験問題(○)
4.総合記述式試験問題(○)
5.専門記述式の採点要領(○)
6.専門記述式の配点(△)
7.総合記述式の採点要領(○)国1用
8.面接カード(○)
9.面接評定票(○)
(○)が付いているものは出ます。(△)は存在する採用試験分なら出ます。
多枝選択式は回答番号表があるのですが、記述式は正答案はありません。
ちなみに面接評定票ですが、□秘□と書いていますが何のことはありません。開示請求すれば出ます。
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ヒントなのですが、開示請求する場合はなるべく多くの項目を請求した方が良いでしょう。
開示請求した文書全てについて開示申出をしなければならないという規定はなく、開示決定された文書の中から必要なものだけ「コピーの送付」をしてもらうことができます。(開示請求書に「それぞれの項目について枚数の明記をお願いします」と書いておけば、枚数も明記してくれます。)
例えば、専門記述式の正答案はまず存在しません。しませんが、開示請求の項目に加えていても「不開示」となるだけで特段の不利益はありません。万が一存在した場合は儲けものなので、出きる限り加えておいた方が良いと思います。
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特に予備校関係者の方などへ。
台風などのために試験日が別日程になることがありますよね。このような場合のために別問題が予め用意されている訳です。この予備問題を開示請求すれば面白いんじゃないでしょうか。
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不開示決定となれば
・審査請求
・取り消し訴訟
・国家賠償請求
などの方法がありますが、違法行為で報復される可能性があるのであまりオススメできません。
ただ、1枚当たり20円と書きましたが結構な額になります。予備校にお金を支払っている方の場合は、当然予備校が全ての問題を入手していることだと思いますから良いでしょうが、そうでない方の場合は結構な額になってしまいます。
市販にあるものは市販をオススメします。
特に、多枝選択式などの場合は市販のものの方が解説も付いていますからそちらの方が良いと思います。
反面、記述式関係は枚数も少ないので情報公開法による入手を勧めたいと思います。
なお、裁判所事務官などの場合は、最高裁の情報公開を参照してください。情報公開法は司法には適用されませんから。
では。
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追伸(2005.9.20)
試験問題の持ちかえりが認められていないものは出るかどうか微妙です。
追記(2005.12.12)
防衛庁の採用試験など、試験問題の持ち帰りが認められていないものも開示決定が出ました。請求すれば出ます。
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