| 2005/11/20 日 |
典型的ないわゆるワンクリック詐欺とは、
1.主にアダルトサイト
2.利用規約や有料である記載が分かりづらいことが多い
3.サイトトップの画像等をクリック
└クリック後にポップアップダイアログにて同意クリックあり/なし
4.GIFやFLASHを用いた個人情報を取得しているというアニメーションの表示
5.IPアドレスやリモートホスト等をあたかも個人が特定できる情報として表示
6.利用規約をまざまざと表示
7.入会したとして数万円を不当請求
8.支払わなければプロバイダに情報開示を求めるとの記載
└上記3や4があわさって、不安になった消費者が振り込んでしまう。
こんな感じですね。今回は940円全プレと絡めます。 |
ワンクリ詐欺に関しては、いわゆるワンクリ詐欺サイト体験版も含めてコンテンツページで解説はしてあります。
いわゆるワンクリック詐欺とは
通常のいわゆるワンクリック詐欺の場合は、
■ 支払義務があるかどうか疑問である。
■ プロバイダは電気通信事業法によって刑罰を持って情報開示が禁止されているので個人情報は漏れようが無い。
などにより、また、ヘタに個人情報を教えたがために恐喝的な取りたてがあった等との理由から「連絡も入れずに放置無視」が基本命題となっています。
不当請求業者からしてみれば、何とかして消費者の個人情報の入手を試みる訳ですが、
■1 迷惑メール中のリンクURLに暗号を仕込む
■2 とにかく不安を煽って連絡を入れさせる
■3 トロイの木馬系のウィルスをダウンロード実行させる
などが現状では確認されている訳です。
940円全員プレゼントを持ち出したのには訳があります。
特に、他のゲーム懸賞から気が付かないうちに940円が必要な全プレに申し込みになっていたというケースは下記の点にて、このいわゆるワンクリック詐欺と類似するわけです。
■1.消費者が応募となったことに気が付いていない
■2.しかし、利用規約には有料申込となる旨が記載されている。
ゲーム懸賞終盤になって目先に多額の獲得商品がある訳ですから、催眠商法的な要素も非常に多く含まれていることでしょう。
また、悪質だと思われるのが、先に別ページにて住所や氏名、連絡先といった個人が特定できる情報を入力させているという点でしょう。
これらの個人が特定できる情報を全プレサイトへ渡している訳ですから、トラブル多発となって然るべきものだと思います。
「ワンクリ詐欺巧妙化懸念」と題名に書きましたが、まさに拡大懸念です。
消費者が気が付かないうちに他社有料全プレへ申込みとさせる行為ですが、940円ならまだかわいいものです。
これが名目上数万円~数十万円のものだったりすればどうなるでしょうか。
典型的なワンクリック詐欺の場合は、不当請求業者から連絡の入れようが無いという点が安心できる大きな要因であった訳ですが、
別ページで個人情報を入力させている場合には、上記のような「連絡が入れようが無いから無視放置で良いですよ。」という手法は通用しなくなるとワンクリ詐欺被害拡大に懸念をしています。
今後、別ページにて個人情報を入力させる手口は、間違い無く拡大すると思います。
それもこれも、電子商取引関係において所轄官庁である経済産業省が事業者の利益を優先して消費者保護を後回しにしているツケだと考えている次第であり、今後の被害拡大に重要な懸念を示しています。
基本的なワンクリック詐欺対策が後手に回ってしまった教訓があるはずですので、今度こそは被害対策が後手に廻らないようにしてもらいたいと思います。
「うーむ。今回はかなりシビアな話をしてるのう。」
関連
初動態勢に失敗したクリック詐欺対策(2005/11/02)
いわゆるワンクリック詐欺とは(コンテンツページ)
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